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交換目安

古くなった照明器具は早めに取り替えるのが一番ですが、JIS(日本工業規格)では、交換の目安を約10年としています。累積点灯が10年もしくは3万時間を超えると故障率が急激に上がります。

照明器具の劣化は外観ではわかりません
毎日、なにげなく使用している照明器具。
耐用年数の限りがあるにもかかわらず、案外見過ごされているのが現状です。
10年を過ぎた照明器具は、外観だけでは判断できない器具の劣化が進んでいます。
例えば、器具内の安定器が絶縁劣化により発煙事故に至る場合があります。
劣化が進行した安定器の例

約20年使用した安定器。しかし見た目ではそんなに劣化していないように見える。
 

1.
熱によって銘板などが変色している。

2.
ケースを取り外したところ。 変色、亀裂が発生している。

3 .
トランス部分。 リード線が変質、曲げると折れてしまう。

4.
トランスのコイル部分。 ワイヤーは変色し被膜が剥がれる。絶縁紙が剥がれ落ちている。
※昭和47年以前の安定器は、PCBを使用したものがあります。すでに30年以上も経過していますので、早急に交換が必要です。
PCB: ポリ塩化ビフェニールの略。猛毒。汚染物質。
チェック方法
・最近、故障が増えている
・ランプの交換が多くなっている
・焦げ臭いにおいがする
・掃除しても汚れがとれない
・ソケットが変色している

(表1)照明器具の適正交換時期の目安

※次の条件で使用されますと絶縁材料の温度上昇が大きくなり器具寿命が短くなります。
  • 電源電圧が105%を超えるもの
  • 周囲温度が40度を超える場所
  • 裏面にガラスウールなど断熱材の材料を用いた天井面に取り付けたり、埋込器具背面を断熱材の材料で覆う場合。(断熱材で覆われる場合は、断熱施工器具をご使用ください。)
  • 10時間/日を超えて点灯する場合

    (JIS C8105-1[安全性要求事項通則]より抜粋)
誘導灯・非常用の蓄電池は4~6年
誘導灯・非常用照明器具の蓄電池の寿命は4~6年です。
安定器は上記と同じ約10年を目安にします。
定期点検と早めの交換が必要です。
(法令により十分な蓄電池容量と定期検査報告が義務づけられています。)