個室を味わう情緒的なあかり。
従来より、日本のオフィスは明るいということが言われてきましたが、近年では働き方改革などをきっかけに少しずつ雰囲気が変わってきています。ソフト・ハードの両面において多様で個性的な空間が見られるようになり、照明・光のあり方もそれに伴って変わることが自然です。特に従来からある役員室に加え、最近出てきた集中ブースなどの「誰でも使える個室空間」はこれからよりニーズが高まる空間です。
個室だからこそ求めるプライベートな雰囲気であったり、個室で味わう特別な高級感など、今までのオフィスとは明るさや光色の感覚を少し変えていくことのできる照明をご提案します。
特徴
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POINT 1
CASESTUDY PLAN Private/Executive Space
28~35㎡程度の役員室を例に、ミニマルデザインを基本とした高級感のあるライティングプランをご提案します。
壁で区切られた役員室としてだけでなく、フロアーの中で少し雰囲気を変えたいエリアやブ集中ブースなどの働き方にも応用いただけます。 -
POINT 2
グレアレスが魅せる光だけの空間。
小径かつグレアレスにこだわった製品「Line 50」シリーズのダウンライトで構成するプランです。
CG画像上ではダウンライトの発光面が見えていますが、実際はほとんど見えず、光だけが落ちているような空間イメージをつくることができます。光の当たる家具や絵画などのインテリアが浮かび上がり、空間のメリハリが出るため、非常に洗練されたデザインとなります。また角度調整可能なアジャスタブル機能を備えているため、デスクやテーブル周辺などの明るさが必要な場所はきちんと照度確保することができます。 -
POINT 3
モダンなシャンデリアのようなライン照明。
埋込型ベース照明の「System Ray」シリーズにあるアンビエントタイプで、意匠的なアクリルバーがきらりと光る照明プランです。
特殊な形状を施したアクリルバーが天井から少し飛び出しており、意匠的な輝きを放ちつつ、反射光によって天井の明るさを高め、心地よい雰囲気をつくります。ベース照明としての機能も損なわず、机上面照度も平均約700Lx確保可能です。別途、調光器と合わせてシーン設定することで、シャンデリアのようなアクリルの煌めきがシックな雰囲気をつくります。 -
POINT 4
天窓のような、明るいフラットな空間。
スクエアベース照明「Conference-LG」シリーズの埋込タイプを使った照明プランです。
導光方式を採用した均一な発光面とともに、トリム枠の薄さや幅も最小限に抑えて天井面と馴染むデザインが特長です。点灯時に限らず、消灯時もより白く見えるように工夫しています。また特注仕様によって連結埋込することで、一般的なスクエアベース照明とは違った高級な空間イメージをつくることができます。天井面も発光面もフラットなデザインとなり、まるで天窓が切り抜かれたような気持ちの良い光をつくることができます。 -
POINT 5
デザイン照明でつくる上質なアンビエント空間。
意匠性に優れた照明を用い、視覚的にも機能的にも上質な空間をつくるプランです。
本プランでは、イタリアの老舗メーカー「Artemide社」のアンビエント製品を主体に、壁面や掲示物、明るさの足りない部分を山田照明の「Line50」シリーズで補うプランとしています。双方の共通点としてグレアレス意識が高く、天井や壁面に当たるアンビエント光がより効果的に発揮されます。
中央の応接テーブル上に配置されたペンダント照明は、Artemide社の「EGGBOARD」というシリーズです。卵の緩衝材を思わせるフォルムで吸音特性を持ち、商談やミーティングスペースなどで会話の明瞭度を上げるユニークな照明です。